253.空城計(ピンイン:kōngchéngjì)
【意味】空城の計。自分の陣地に敵を招き入れて警戒心を誘う心理作戦。
【英語】the stratagem of the empty city
【解説】出典は兵法三十六計。徳川家康が三方ヶ原の戦いで用いたとされています。
【使い方】
①難道是現代版的空城計!
(和訳:ひょっとして現代版の空城の計じゃないの!)
②他用空城計騙了我。
(和訳:彼は空城の計を使って私を騙しました。)
③看來空城計只能用一次,用多了就不靈。
(和訳:空城の計は一回しか使えず、何回か使うと効かないみたい。)
254.混水摸魚(ピンイン:hùn shuǐ mō yú)
【意味】水を混ぜて、魚をとる。混乱させて、利益を得る作戦。
【解説】出典は兵法三十六計。個人的な感想ですが、中華圏とビジネスをすると、気がつくとごちゃごちゃの状況に巻き込まれ、いつの間にかゲームオーバーしていることが多いです。まさに、混水摸魚!
【使い方】
①大家不要再混水摸魚了。
(和訳:みんな混水摸魚はやらないで下さい。)
②有些人找到機會就想混水摸魚。
(和訳:チャンスがあれば、混乱させて利益を得ようとする人がいるもんです。)
③辦公室裡最怕有混水摸魚的人,但總也會有混水摸魚的人。
(和訳:オフィスで一番イヤなのは混乱させて良いとこどりする人がいることだけど、でもどうせそういう人はいるんだよね。)
④他最討厭看到別人懶散,混水摸魚。
(和訳:彼はダラダラしていたり、混乱させて良いとこどりする人を最も嫌います。)
⑤我覺得政治人物總是愛混水摸魚。
(和訳:政治家はいつだって混乱させて利益を得るのが好きだと思います。)
⑥到底誰是最會混水摸魚的?
(和訳:一体誰が一番ずる賢いやつなんですか?)
今日はここまで!