今日から数回に分けて、「外国語」として後発で中国語を学んだ経験から、学習のヒントを独断と偏見で書いていきたいと思います。一回目の今日は、発音にフォーカスします!
デビちゃんは、大学で中国語学科に進学したことから、中国語を学び始めましたが、もともと中国語志望ではなかったため、最初の二年間はとりあえず試験を乗り切ることにしか興味はなく、教授からすると、試験は乗り切るけど、伸びない困った学生だったと思います。(英語以外の別の外国語ということで、第一志望はポルトガル語=ブラジルでした!)
今となっては、中国語に巡り会えて感謝していますが、最初は本当にやる気もなく、また発音の難しさに心が折れた毎日でした。中国語の大きな試練は、まず発音。四声と言われる音程が外れると全く違う単語に化けちゃうという恐ろしい言語な上に、巻き舌をしなければならない発音のオンパレード。
もともと音楽が大の苦手でカラオケに行けば、閉店ガラガラ〜の音痴デビちゃんは、まず四声に泣かされました。頭でイメージしてる音程と全く違う音程で発音してしまうんですね。最終的に行き着いたのは、指かペンで指揮者のように音をとる方法で、これは意外とうまくいきました。一度、音がうまくとれるようになると、そこまで意識しなくても発音できるようになるのは本当に不思議でした。
院生時代に、都内のとある高校で、非常勤の中国語教師をしていたのですが、そこでもやはり、発音に泣きました。自分が習得するのと同じぐらい教えるのも難しかったです。ご参考までに、その時に使っていた四声の説明の仕方を紹介します。学生に一番受けが良かったのは、「二声」です!
第一声:特になし。
第二声:ヤンキーが怒って顔を斜めに倒して顎突き出しながら、「ああ〜、何見とんじゃい」っと言うときの「ああ〜」。
第三声:中間から落として上げるというよりも、上げる前の音の切れ=間を意識します。会話中では、音の上下よりも、短く低く太く!
第四声:ため息をついたり、がっかりする時にでてしまう「ああ~」を勢いよく。「まあ、しょうがないよね」の「まあ」。
慣れるまでは大げさなぐらいに抑揚をつけることをおすすめします。第三声は短く低く、第四声はやや長めに発音すると、それっぽく聞こえます。特に文初め、文末に来る第四声を思いっきり大げさにやると、かっこよく聞こえます!中川兄弟の弟の中国語のものまね(?)は、第四声が抜群にうまい!あの上からの落とし方と伸ばし方、見習いたいものです!
今日はここまで!