中国語でも、どんどん新しい表現が生まれていますので、今日は「○○族」をいくつか整理します。
118.哈日族(ピンイン:hārìzú)
【意味】日本好きな人たち、日本文化に熱狂する人たち
【英語】Japanophile
【解説】日本人には一番馴染み深い「族」を使った新単語と言えるかもしれません。「哈」は、満足の気持ちや笑い声を表す擬音語です。
【使い方】
①雖然我不是哈日族,還是偶爾看日劇。
(和訳:私は日本好きではないけどやはり時々は日本のドラマを見ます。)
②哈日族有福了,日圓創2個月新低。
(和訳:日本好きに良い知らせ、円がこの二ヶ月で最安値を記録した。)
③今年哈日族們又計畫去哪玩?
(和訳:今年、日本好きな人達はどこに遊びに行く予定ですか?)
④對老哈日族來說,光GENJI是無價之寶。
(和訳:古くからの日本好きにとっては、光GENJIは価値をつけられないほどのお宝です。)
119.草莓族(ピンイン:cǎoméizú)
【意味】1980年台以降に生まれたゆとりにしてヘタレの人たち
【英語】strawberry generation
【解説】1981年以降に生まれ、やる気がなく、きつい仕事にはつかず、ストレスに弱い人達を指します。台湾やシンガポールで使われ始めたとされています。日本だとゆとりとヘタレが混ざったような人たちと言えるでしょう。
【使い方】
①老闆覺得我是草莓族。
(和訳:社長は私をヘタレだと思っている。)
②現在的年輕人都是草莓族,這樣禁不起壓力。
(和訳:最近の若者はみんなヘタレだから、ストレスに耐えられない。)
③因為通勤時間太長、工作很累,所以就辭職了。 我這樣算草莓族嗎?
(和訳:通勤時間が長いし、仕事も疲れるので、退職しました。これって私ヘタレに入りますか?)
今日はここまで!