ノスタルジーを感じるレトロな台湾を楽しみたいなら、是非台南へ!
「台湾」と聞くと、「台北」か『千と千尋の神隠し』で有名になった「九份」が真っ先に浮かんで、北部旅行で終わってしまいがちですが、時間に余裕がある方は、是非とも高速鉄道に乗って、日本で言う京都に当たる古都・台南まで足を伸ばしてみて下さい。
日本統治時代になって首都が台南から台北に移るまで、台南は最も開けた地であり、オランダ人がゼーランディア城を作り、また清朝初期の鄭氏政権下でも首府として位置づけられていました。ということで、古蹟がたくさんあります!しかも、その古蹟の数々が、可愛い!城であれ廟であれ、サイズ感といい、色合いといい、個人的にはコロっとした感じがたまりません。
駅周辺の開発地域や新興住宅街を除くと、台南の建築物は基本的に低く、石畳や赤レンガが多用され、また、木造の古民家をリノベーションしたお店が並び、赤ちょうちんがぶら下がりっととにかくイメージするザ・レトロが街中にあふれています。
レトロな路地として、台南で最も有名なのは「神農街」。清朝時代から港への入り口の街として栄え、最近ではもうビジネスの中心ではなくなりましたが、風情のある町並みを活かしたレトロな街として観光客に人気のスポットに生まれ変わりました。行くなら、夕方から夜にかけてがおすすめです。
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台南では、街を散策すると思わぬところで壁画アートに出くわしたりと、歴史と芸術が融合した別の台湾を楽しめます!