中国語学習のヒント第二弾も発音を取り上げます。今日は、巻き舌!試練は続きます。
デビちゃんが通っていた中国語学科は、姉妹校が中国の大連にあり、そこから派遣された?交換できている?教授が数名いらいして、指導にあたってくれました。しかし、さすがは中国東北地方!巻き舌が素晴らしく美しい!後に、中国の国営放送や台湾の各テレビを見るようになりましたが、今でも一番美しい発音だと思うのは、やはり大連周辺出身の方が話す中国語です。まるでアヒルの子(笑)。個人的には、中国国営放送のアナウンサーや政府スポークスマンの話し方は、巻き舌に加え、一音一音の母音が非常に短く感じますが、大連は母音が若干長く一音一音の抑揚がはっきりしていて聞きやすいです。
英語では、RとLのに音だけが巻き舌と関係していますが、中国語はzh,ch,sh,rと4つもあります。様々なテキストで発音の指南がされていますが、本当に難しい。デビちゃんも学生時代は厳しい指導を受け、一時ほっぺたが筋肉痛になった記憶があります。普段使わない筋肉なんですね。
巻き舌も、なかなかうまくならなかったのですが、ある日、zhを練習していて、突然できるようになりました(なった気がした?)。その方法はいたって簡単です。まず、日本語の「ジ」を発音します。その際、口は若干横に開いている状態かと思いますが、「ジ」と言いながら、その舌の状態のまま口を丸くすぼめるようにして、口の中の空間を作ります。口が横に広がっている状態から、丸める過程で自然と舌が上に押上げられていくようなイメージです。巻き舌は、舌が歯茎の裏につく状態での発生、つまり音は口の中にこもりますので、ボソボソと口を大きく開けずに、口をやや尖らして発音するといったような動きを練習すると良いかもしれません。
音声学の専門家の先生からすると、怒られてしまうかもしれませんが、デビちゃんの基本スタンスは、「通じれば良し」です。
今日はここまで!