真夏にピッタリの暑い用語を整理してきましたが、今年の台湾は連日、記録に残る暑さとなっています!
台北の気温観測地点となっているのは、台北市中正区で、1896年から観測が始まっていますが、その観測地点で、7月24日に観測史上最高の39.7度、次ぐ25日には、東部の台東県で台湾全土の高温記録として史上最高タイの40.2度を観測しました。台北市では2013年に39.3度を記録していますが、これまでに観測された最高気温のトップ5は同年の39.3度を除き、全て今年の記録!特に台北では最高気温が36度を超える日が2週間以上も続いていますので、湿度の高さも相まって、連日うだるような暑さでしょうね。
加えて、今年は7月末になっても、台風が一つも台湾にきていません。このまま7月末まで台風が来ないとなると、これもまた1951年以来、初めてのことです。台風被害がないのは良いように見えますが、一方で台湾は毎年水不足の問題を抱えています。高温が続き、台風も来ず、例年より雨量も少ない今年は、貯水率が既に5〜6割に減っていると報道されていますので、ほどよく天の恵みに与れますように!
①今年夏天怎麼了?
(和訳:今年の夏はどうしちゃったんだろう?)
②不僅日前台北高溫破紀錄,7月至今都還未有颱風生成。
(和訳:先日、台北で最高気温を更新しただけでなく、7月末になってもまだ台風が来てない。)
③白天各地天氣悶熱,12縣市有高溫燈號。
(和訳:日中、各地は蒸し暑く、12の県・市で高温注意報が出ている。)
④各地天氣悶熱,東南部易有局部焚風發生。
(和訳:各地は蒸し暑く、東南部ではフェーン現象が発生しやすい。)
今日はここまで!