今日は台湾の転職事情について、書いていきます。
まず、日本人からすると、びっくりする頻度で台湾人は転職をします。特に20代から30代だと、短くて半年、長くても2〜3年でどんどん職を変えるジョブホッパーが圧倒的に多いです。これには、①元々、終身雇用の概念がない、②企業の福利厚生も手厚いものではないため一社に長期勤務するメリットが少ない、③大手企業の幹部がアメリカナイズされているため、企業側にもジョブホッパーを受け入れる土壌があることがあげられるかと思います。
また、転職する側からすると、転職の目的は、①福利厚生や給料の高い会社に入社すること、②転職を通じてより良いポジションにつきキャリアアップをすることで、これは当然のこととして受け止められています。逆に、同じ会社に長年勤め続ける人に対しては、転職できる能力がないと見る人もいます(ファミリービジネスの場合を除く)。
そして、転職シーズンはというと、旧正月後がピーク。これには、旧正月前にボーナスが出されることが大きく関係しています。ボーナスを貰って、忘年会を楽しんだら、転職の準備っと経営側からすると、真っ青な年明けです。
換工作(ピンイン:huàn gōngzuò)
【意味】転職する
【英語】change jobs
【解説】食を変えるだけでなく、業界を変えることは「轉行」といいます。「行」は「行業」=「業界」から来ています。
【使い方】
有時候換工作不是最好的解答。
(和訳:時には、転職は最善の策ではない。)
我是不是該換工作呢。
(和訳:転職すべきか。)
過完年,是一般常見的換工作潮。
(和訳:旧暦の正月が終わると、転職シーズンがやってくる。)
今日の整理はここまで!