日本の建国記念日に当たる国慶節・国慶日。中華人民共和国では10月1日を国慶節(guó qìng jié)、中華民国(台湾)では10月10日を国慶日(guó qìng rì)と定めています。
「十一(shíyī)」と呼ばれる中国の国慶節はすでに終わってしまいましたが、今年は7連休の大型連休のとなりました。一方の台湾は、今日が祝日!10が2つ重なることから「双十節(shuāng shí jié )」とも呼ばれ、各地で祝賀会が催されます。今年は10月14日までの4連休で、毎年恒例の花火大会は南部・屏東県で開催され、42分間にわたって花火を打ち上げる予定だとか。ちなみに台湾の花火は、年越しのカウントダウンも含めて、うん万発を10〜20分の短時間にドドーンと爆音を上げて打ち上げるのが常なので、40分超えとはかなり素晴らしい進展です!
そして、台北市内のイベントはといえば、一番大きいのはやはり総統府前で開かれる大規模なパレードやマスゲーム(高校生)。周辺は交通規制も敷かれますので、どこか全体を見渡せる高いスポットから見るか、テレビ中継がおすすめです。
また、総統府主催の祝賀式典やレセプションには、毎年、海外からの貴賓もたくさん出席し、日本からも国会議員や日本台湾親善協会の関係者が訪台しています。若干政治的な意味合いも持つ国慶節では、総統の演説はニュース・トピックになりやすいのですが、今年は2020年1月11日に台湾総統選挙を控えていますので、どんなメッセージを発するのかこちらも要注目。
こちらの国慶節準備委員会FBからは、去年の模様から今年のイベントに向けた準備の裏舞台も見られます。ご関心の方はどうぞ!
今日はここまで。