子供には嬉しい夏休みも、保護者にとっては大変なのは、世界共通。
特に台湾は共働きの家庭がほとんどですので、長期休暇の見ならず、小学生の子供を抱える親にとっては放課後や夏休みの過ごし方は大きな悩みの種。そんな社会背景もあり、日本でいうところの学童保育と塾を足して二で割ったような「安親班」という施設があり、小学校1年生〜4年生の多くが通っています。
学校のある日なら、放課後の時間に合わせて「安親班」の先生が学校に迎えに行ってくれ、保護者のお迎えが来るまで、面倒を見てくれます。夏休みや冬休みには、休暇コースがあって、朝から夕方までで、嬉しいお昼&おやつ付き。
そこで子どもたちが何をして過ごすのかというと、まずは宿題&自由にお遊び!その他は、別途料金で、英語・音楽・ダンス・図工・クッキング・プールといった授業をオプションで付けられます。各「安親班」によって、学年によってもちろん金額は違いますが、学期毎に申請するのがほとんどで、平均すると月々の基本料13,000元〜、オプションの一科目受講に月々約4,000〜と言った価格帯で、決して安くはありません。台湾の会社員の給与平均は2018年にやっと5万元になったと報じられていますので、働いても、子供に充実した教育環境を与えようと思うと、親一人分の給料はほぼほぼ子供の教育費になってしまうようなイメージです。
212.安親班(ピンイン:ānqīnbān)
【使い方】
①安親班是教哪些科目的?
(和訳:安親班はどんな科目を教えてるんですか?)
②我小時候也去了安親班。
(和訳:私も子供の頃、安親班に行っていました。)
次回に続く!