今日も台湾の転職事情を深掘りします。
台湾人の転職で面白いのは、業界自体ごろっと変えてしまう人が多い点です。不動産会社にいたと思ったら、ドリンクバーで働いていたり、保険を売っていたかと思えば、メディア勤務になっていたりと、全く違う業界を数年ごとに渡り歩いている人もいます。
ただ、そうは言っても公務員(軍人を含む)が人気なのは日本と同じ。現職時代の給料は平均的ですが、退職後の年金が高額な上、退職金が年利18%で運用できた「特権」があったのが人気の理由です。公務員だけが厚遇される現在の年金制度については、台湾内でも頻繁に議論されており、選挙の争点の一つになることもあります。年利については、蔡英文が総統に就任して以降、改革が進んでおり、報道によると2025年にかけて段階的に利率が引き下げられるようです。
113.改行(ピンイン:gǎiháng)
【意味】業界を変える、仕事を変える
【英語】change carrier, change field, change industry
【解説】「行業」=「業界」の意味で、「行」は「行業」から来ています
【使い方】
①我老公想改行去賣保險,該怎麼阻止他?
(和訳:旦那が仕事を変えて、保険販売しようとしているんだけど、どうやってやめさせれば良い?)
②只要想改行,什麼時候都不晚!
(和訳:業界を変えたいなら、いつだって遅くない!)
114.跳槽(ピンイン:tiàocáo)
【意味】転職する、ジョブホッピングする、くら替えする、乗り換える
【英語】job-hopping, job-shifting,
【使い方】
①有遇到更好的機會,我建議你可以直接跳槽。
(和訳:もし良いチャンスに巡り会えたなら、スパッと転職すれば良いと思う。)
②為了能有更好的發展,她選擇了跳槽。
(和訳:より発展するために、彼女は転職を選んだ。)
今日はここまで!