ヨーロッパでは、終業後、飲み屋さんでちょっと一杯というよりも(せいぜいバールでカフェかグラス一杯のビール、或いは気の合う友人とアペリティボでしょうか)、早く帰宅して、家族や友人と共にゆっくりくつろぐという方が圧倒的に多いですし、早く帰宅するために、できるだけ残業はしないのも一般的。
これに引き換え、日本のサラリーマンの楽しみといえば、終業後の一杯!
海外駐在になっても、足が向くのは、自宅ではなく飲み屋!では、台湾に駐在している日本人サラリーマンはスカッと一杯を求めてどこへ行くのでしょうか?
その答えは「五木大学(ピンイン:wǔmù dàxué、ウームーダーシュエ)」。台北市内のとあるエリアの地名を指しますが、分かりますか?
正解は、木が五つで「林森北路」。札幌で言えば、すすきのに当たるような飲み屋街です。「林森北路」自体は、台北市内を南北に約2.5キロ通る街道ですが、中山駅周辺のエリアには特にたくさんの日本人駐在員向けスナックが密集しています。
スナックのお姉さん(かなり年配の方もいます)は、日本語が上手な人が多く、昼間は普通にオフィスレディーとして会社勤めをしながら小銭を稼いでいる人、日本人留学生など様々で、中国語が話せない駐在員でも楽しめる空間になっています。駐在員は、みな大抵行きつけのお店を数軒もっていて、日替わりで楽しんでいるようです。ただし、一見さんはボッタクられないように気をつけましょう。できれば、○○さんの紹介という形で入るのがベターです。
ちなみに、デビちゃんの元台湾人上司は「五木大学博士課程を修了した!」と豪語しておられます。林森北路を遊び倒されたんですね!!!
今日はここまで!