端午節快樂(duānwǔ jié kuàilè)!
今年も中華圏の三大節句の一つである「端午節」を迎えました。日本では5月5日が端午の節句ですが、中華圏では旧暦の5月5日にお祝いし、その過ごし方は日本とはずいぶん異なります。
端午節といえば、まずは何と言っても粽子(zòngzi)!端午節が近づくと、普段はお惣菜やお弁当を売っているお店やレストランも、粽を仕込み始め、店先にもズラッと粽がぶら下がり、挨拶がてらに、「粽作る?」、「粽予約した?」、「一緒にまとめて頼んでおこうか?」なんて会話が繰り広げられます。
デビちゃん世代(40歳前後)の知り合いには、なかなかお家で作っているという人はいませんでしたが、その親世代だと今でも自分で作っている人が結構いて、同僚から、実家から送られてきた粽を頂戴したことも数え切れません。
粽と一口に言っても、台湾北部は蒸して作るのに対し、南部は鍋で煮て作りますし、味も「肉粽(ròu zòng)」と呼ばれる食事向けの塩・醤油等の調味料で味付けしたものから、「豆沙粽子(dòushā zòngzi)」と呼ばれるあんこ入りの甘いものと様々。「肉粽」は、具も家庭やお店によって違いますが、たいてい豚肉・しいたけ・アヒルの卵・落花生・栗・干しエビ等が入っています。この時期に中華圏に遊びに行かれる方は、是非粽の食べくらべをしてみて下さい。
そして、端午節のもう一つの盛り上がりは、ドラゴンボートレース(龍舟比賽:lóngzhōu bǐsài)。台湾では各都市で開催され、学校や会社の有志がチームを組んでレースに参加します。デビちゃんは流石に体力的に参加は叶いませんでしたが、同僚は数ヶ月前から練習を始め、レースに参加していました。仲間の結束が強まる良いイベントです!
今日はここまで!