デビちゃん流語学学習のヒント第4弾、まだまだ続きます!
4.MY中中辞典、MY英英辞典のキーフレーズを持つ
そうはいってもやっぱり単語数もないし、喋れない・・・・痛いほど分かります!使いたいあの動詞が出てこない、あの名詞が思い出せない・・・そんな時どうするか。
デビちゃん流の解決策は、国語辞典の中国語バージョン(中中辞典)&英語バージョン(英英辞典)の決めフレーズを自分の中で持つことです。
言っていることが分かりにくいかもしれませんが、日本語の日常会話でも、名詞や単語をど忘れしてしまった時に、「ほら、小学生が学校に行く時に使うカバンってなんて言うんだっけ?」って聞きますよね(答えはランドセル、gooの国語辞典では「小学生の通学用の背負いかばん」と出てきました)。要は、使いたい単語・用語を説明する基本の表現を3パターン(名詞・動詞・形容詞用)ぐらい持つことです。そのためにまずは、ある程度の総称だけを頑張って覚えます。
例えば、デビちゃんはえのき茸のお吸い物が大好きですが、「えのき茸」と言う単語まで、ビギナー時代に覚えるのは大変。ではどうするか?「デビちゃんはあるきのこが好きです。なんて名前か知らないんだけど、ほら、あの白くて細くて、長いやつ!」と説明します。するとみんな一生懸命クイズに答えてくれます!それを、「あ〜〜、えのき茸って言いたいんだけど、何ていう名前だったかな?知らないし、どうすればいいかな」と心の中で思っていると、気まずい30秒が流れます。「きのこ」、「白い」、「細い」、「長い」の単語さえ駆使すれば、「えのき茸」は相手がたいてい推測してくれます。そして、こうやって教えてもらった新しい単語は、だいたい忘れません!
実際、流暢に外国語を話す人の会話をよく観察すると、上記のような「自分が知らない単語、うまく使いこなせない用語」を会話の中で上手にテンポよく相手から聞き出していることが分かります。テンポよく、スムーズに「え〜とあれなんて言うんだっけ」っという感じでサクッと聞くので、会話全体が止まってしまう感じがありません。
知らない用語を、知っている用語で説明する術を見につける。これに気づいてから、ずい分気が楽になりました。デビちゃんもイタリア語学習においては、まだまだ「知っている用語でどこまで行けるかゲーム」をリアルで実践しています!