10年に及んだデビちゃんの海外生活には、楽しいこと、辛いこと色んなことがありました。海外に住んで見える世界は、旅行で見える世界とは全く違います。今日から数回にわたって、海外生活で心がけていたこと、気づいたことをまとめます!
異国に済むこと=受け入れてもらっているということ
海外に行くということ、海外で生活するということは、他の文化や生活習慣、価値感の中に入っていくということを意味します。「郷には入れば郷に従え」ということわざは世界共通で様々な言語でそれぞれの表現がありますが、それを真に実践できているのかについては、このグローバルで、移動が便利になった時代、我々は時に大いに自省すべきだと思います。
自分が海外に身をおくことは、つまり日本に身をおく日本人の視点からすると、それはすなわち増加する「海外からの旅行客」や「留学生」、「外国人労働者」を見る目とイコールであって、それは必ずしも「優しい目」ではありません。
翻って、我が身を海外におく場合には、それが旅行であっても、留学であっても、駐在であっても、身をおく国が先進国であっても、後進国であっても、身をおかせてもらっている国・地域に対する一定の敬意・尊重が必要であり、それは何気ない行為において示されるべきだと思っています。
それは、「異国において当地の人と接するのであれば、異邦人の自分がまず誠意を尽くす」という姿勢です。これは、一時的にであれ、異国の地に身をおかせてもらっている、受け入れてもらっているという思いから、個人的に特に実践しようと心がけていることです。
明日に続きます!