デビちゃんの独り言

デビちゃんの独り言 1

投稿日:04/06/2019 更新日:

10年に及んだデビちゃんの海外生活には、楽しいこと、辛いこと色んなことがありました。海外に住んで見える世界は、旅行で見える世界とは全く違います。今日から数回にわたって、海外生活で心がけていたこと、気づいたことをまとめます!

異国に済むこと=受け入れてもらっているということ

海外に行くということ、海外で生活するということは、他の文化や生活習慣、価値感の中に入っていくということを意味します。「郷には入れば郷に従え」ということわざは世界共通で様々な言語でそれぞれの表現がありますが、それを真に実践できているのかについては、このグローバルで、移動が便利になった時代、我々は時に大いに自省すべきだと思います。

自分が海外に身をおくことは、つまり日本に身をおく日本人の視点からすると、それはすなわち増加する「海外からの旅行客」や「留学生」、「外国人労働者」を見る目とイコールであって、それは必ずしも「優しい目」ではありません。

翻って、我が身を海外におく場合には、それが旅行であっても、留学であっても、駐在であっても、身をおく国が先進国であっても、後進国であっても、身をおかせてもらっている国・地域に対する一定の敬意・尊重が必要であり、それは何気ない行為において示されるべきだと思っています。

それは、「異国において当地の人と接するのであれば、異邦人の自分がまず誠意を尽くす」という姿勢です。これは、一時的にであれ、異国の地に身をおかせてもらっている、受け入れてもらっているという思いから、個人的に特に実践しようと心がけていることです。

明日に続きます!





-デビちゃんの独り言
-, , ,

執筆者:

関連記事

「雪中送炭」とは?  東日本大震災や新型コロナから思うこと

今日で東日本大震災の発生から9年を迎えました。9年前の今日、職場に設置されたテレビで、大地震の速報に続いて映し出された津波の映像を声を呑んで唖然と眺めていたことをつい先日のように思い出します。 震災後 …

デビちゃんの独り言 5

日本国政府は、対象国別にそれぞれ数年に一度、親日度調査を実施しています。これには当然ながら、大きなイッシューとして、アジア圏であれば歴史問題や尖閣諸島、漁業問題が質問事項にあげられますが、親日度からす …

ミスター・デモクラシー(民主先生) 李登輝総統の逝去

2月から入院中と報道されていた李登輝元総統が7月30日に逝去されました。これを受けて、台湾の各関係機関では、31日に半旗が掲げられ、8月1日から16日まで台北市の台北賓館に献花会場を設け、一般公開して …

デビちゃんの独り言 2

例えば、以前、台湾で住んでいたマンションに日本人駐在員が数人いたのですが、台湾人の管理人さん相手に日本語のみで一生懸命何かを伝えようとしたため、管理人さんが困ってしまい、通訳をお願いされたことがありま …

百口莫辯   一人語りの秋の夜

10月に入り、気温差が激しくなってきましたが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?今日は秋の入にふさわしい(?)一人語りですが、どうぞお付き合いください。   ここ2年、台風の季節になる …